すべてを自前で!個人出版とは

自費出版の中でも”自分で作ってる感”がもっとも高いのがこの個人出版です。 本に掲載する文章の考案から校正はもちろん、製本して人に売るところまですべてを自前で行います。

コストが最小限に抑えられるうえに製作過程のすべてに携わるため、資金があまりないという方や自分で作ってみたいという方にはおすすめの出版法です。 難点はなんといっても、手間がかかること。 文章ひとつとっても、普段から校正を仕事にしているような人でない限り、修正や書き直しにかなりの時間がかかります。 中には、草案をそのまま出せば時間はかからないと思う人もいるかもしれません。 しかし読み手に伝わりにくい表現が多かったり、専門用語が特に解説なく使われたりしてしまうと、なかなか完読してもらえません。

もちろん本を手に取ってもらえなければ、そもそも読んでもらえる機会もないわけですから、どうやって本を知ってもらうかも考える必要があります。 いわゆる宣伝というもので、今はネットがあるため昔よりは比較的簡単になっているかもしれません。 とはいえ無名の人がいきなり売るとなると、よほど内容が興味深いものでないと、宣伝しても効果は期待できないと思っていてください。 出版業界で仕事をしていた経験があるとか、知人に関係者がいるとかであれば別ですが、なかなか個人で全部というのは大変です。

どの工程でも構いませんが、やはり専門の業者に頼んで分担してもらうと、負担も減りますし、製作スピードも格段に上がりますよ。 もし少数の人にだけ配布する場合や、どうしても本の形にしておきたいから、という理由であればそこまでしなくても大丈夫ですので、工程を楽しみながらじっくり作るのも良いでしょう。